
便利なサブスクは数多くあるが、多くの人が入ることで恩恵を受ける、絶対に入るべき最強のサブスクは一体なんだろう。
Amazonの送料が無料になるなどの特典を受けることができ、映画やドラマを楽しむことができるAmazonプライム会員だろうか。Amazonプライムよりも見放題作品数が多く、良質な映画やドラマを見まくれるU-NEXTやNetflixだろうか。音楽が聴き放題になるスポティファイなどのストリーミングサービスだろうか。
いや、実は最強のサブスクはそういったザ・サブスクというようなものではなく、dバリューパスかもしれない。
dバリューパス(旧スゴ得コンテンツ)はドコモのサブスクで、天気やニュース、占いなど約150種類のコンテンツが使い放題になるが、その中に2026年頃、チャージスポットの借り放題が追加された。
これを初めて使った時は衝撃を受けた。これはモバイルバッテリーの購入を一度でもしたことがある人、現在購入を検討している人は絶対に入るべきだ。550円でバッテリーが借り放題になるということが、これほど便利だとは思わなかった。
本記事では、チャージスポット借り放題って実際どうなの?と感じている人向けに、入会4か月目の私が徹底解説します。
dバリューパス×ChargeSPOT借り放題とは?
dバリューパスは先述の通り、NTTドコモが提供する月額制サービスで、クーポン・ポイント特典・各種コンテンツなどをまとめて利用できる生活系サブスク。ドコモのスマホを使っていなかったとしても、加入することができる。
特定の映画館のチケットが安くなるものや、コメダ珈琲店のドリンクアップが無料でできるなどというクーポンの配布がメインのサブスクのイメージが強く、私は長らく入っているのだが(スマホの契約時に無料で入れるような感じだったので入会したと思う)存在感が薄く、クーポンを使い忘れることも多々あった。
だが2026年の1月にChargeSPOTが使い放題になるということを知って登録したらこれがめちゃくちゃ便利だった。
ChargeSPOTとは
ChargeSPOTは、駅・コンビニ・商業施設・飲食店など全国各地に設置されているモバイルバッテリーのレンタルサービス。専用アプリで借りることができ、それを別の場所で返却できるため、外出先でスマホの充電がなくなりそうなときに非常に便利というものだ。
通常プランでは、利用時間に応じて料金が発生する仕組みとなっており、
2026年4月時点の一般的な料金は、30分未満165円、30分以上1時間未満330円、1時間以上3時間未満430円、3時間以上6時間未満500円、6時間以上12時間未満570円、12時間以上24時間未満640円である。
24時間を超えた場合は、以降24時間ごとに360円が加算される。
アプリで設置場所を確認し、スタンドに表示されたQRコードを読み取ればすぐにレンタルできる。返却も全国の対応スポットで可能なため、借りた場所まで戻る必要はない。
モバイルバッテリーを持っていなかったり忘れたときにたまに使用していた。
だが個人的にコスパは悪いと感じていた。一度借りると180円だが、数時間借りると値段が2倍3倍と増えていく。すぐ返さないと値段が膨れ上がるということを知らなかった私は、165円(当時、2023年頃)で借りれると思いチャージスポットで借りたバッテリーをロイヤルホストで充電しつつ約2時間滞在していたら、倍以上支払うことになった。
30分以内に返却すれば165円だったが、近くに返却場所はなく返却がめんどくさい。短時間借りるとフル充電できるというわけではなさそうである。これはあまりコスパよくないんじゃないかと思ってあまり使わなくなった。絶対にモバイルバッテリーを持ち歩く、もしくは充電器を持ち歩きカフェなどで充電したほうがいいと思いそれ以降はほぼ使わなかった。
私が入ったきっかけ
そんな私がなぜChargeSPOT使い放題を使用するに至ったのか、それはAnkerのリコールになったバッテリーがなかなか届かなかったからだ。
昔AnkerのモバイルバッテリーをAmazonで購入したのだが、それがリコール対象になっており、返品手続きをバタバタ済ませた。11月頃に送ったが12月になっても音沙汰はない。私はその翌月である1月の初頭に、長期の関東旅行を控えていた。
私のスマートフォンのバッテリーはあまり使わなくとも持って半日くらいの劣化具合だ。なのでモバイルバッテリーを絶対にいつかは使うことになる。
モバイルバッテリーが近々届くのに、冬の旅行用にモバイルバッテリーを購入しなきゃいけないのか?
そう思った私はChargeSPOTについて調べることにした。これを何度か使うことになるかもしれない。高いが、いずれ届くバッテリーを買うよりかは安く済む可能性がある。
そう思いつつ調べてみると、チャージスポットが使い放題になるというサービスがあるということを知った。その上、それは昔から入会しているサブスクに追加された新サービスだった。
そして旅行当日。福岡空港の夕方のフライトで羽田へと降り立ったが充電が非常にピンチだった。フライトに乗る前は半分程度だったのに、降り立ってから電車の乗り換えなどを調べていたら急に減るスピードが早まったのだ。電車を乗り継ぎ見る予定だった映画を見に映画館へとすぐに直行したが、充電が10%程度だった。これからチケットをスマホで買いたいのに切れるかもしれない状況だ。
ChargeSPOT使い放題、使ってみるか!と思いアプリを開くと目の前のコンビニにおいてあった。そして契約手続き(コード貼り付け)をして借りることができた。難を逃れた。これが私のChargeSPOT使い放題デビューである。このあと約1週間の旅行中私は、16回ChargeSPOTを借りることになる。
実際に使って分かった。これはかなり便利だった。
羽田到着の翌日、私は泊まる予定のカプセルホテルに荷物を預けるために御徒町駅で降り、そのあと神田明神を経由したあと、電車で池袋に行った。
そしてそのあと護国寺にあるロイヤルホスト音羽店まで歩いて行った。電車に乗るのが面倒だったことやなるべくお金を節約したいという理由もあるのだが、普通に近かったから歩きたかった。暑くも寒くもなかったし。
しかしいつもならここでバッテリーのことを気にしてしまう。Googleマップを見ているうちにバッテリーが減って辿り着く前には電源が切れている可能性がある。また私はピクミンブルームという位置情報ゲーム(というか万歩計アプリ)をプレイしているのだが、このアプリを開くとなおバッテリーは減る。ピクミンブルームで花植えなどしようものなら1時間後にはロイヤルホストに着く頃には30%程度のバッテリーになっているだろう。
歩くとバッテリーを消費するから電車に乗るということも多々あったのだ。バッテリーを減らさずに歩いていく場合は、極力使わないというか、電源をオフにして歩かないといけないかもしれない。Googleマップで表示されている情報を暗記すればいけるが、難しいだろう。そして歩いているときに音楽やラジオを聞くこともできない。現実的ではない。
しかし前日に登録したChargeSPOT借り放題を使いだしてからその心配をすることは皆無になった。なんの心配をすることなく、花を植えながら移動することができた。池袋からロイヤルホスト音羽店までの間に数十、下手したら百を超えるChargeSPOTがある。なのでそこで借りればいい。
ロイヤルホスト音羽店に行ったあとは神保町シアターへと向かったのだが、これも歩きだった。同じようにバッテリーを借りながらピクミンブルームで花を植えながら移動した。モバイルバッテリーのサブスクを使うことで、1日で464円の電車賃を節約することができたのだ。

(翌々日柏に立ち寄った。
町中華の有名店みやまには駅から歩くと40分程度の距離だが、
充電を気にせず寄り道しつつ行くことができた)
旅行の帰りは福岡までフェリーで帰ることにしたが、どんな船内なのか不安だったので念のため横須賀のローソンでモバイルバッテリーを借りた。別に必要性はなかったが、心配なときは借りておくことができる。そしてそれを数日後に福岡のスポットで返却した。
旅行から返ってきた後もChargeSPOT使い放題は多いに役立った。近隣を散歩するときでも全然バッテリーを気にしなくてよくなった。博多や小倉の街を歩く時はもちろん、家の周りを歩くときにも大いに役立った。カフェで作業するときに充電ができるようなところに行く場合でも充電コードを持っていくことはあまりない。荷物になるからだ。充電が足りなくなればコンビニで借りればいい。そんなライフスタイルになった。
モバイルバッテリーを持ち歩くのと、ChargeSPOT借り放題はどっちがいい?
とはいえこう思う人も多いはずだ。
「サブスクに入らなくても、モバイルバッテリーを持ち歩けば、スポットがないところでも使えて便利なんじゃないか?」と。
1台持っていれば追加料金なしで使え、日常的に外出する人にとって心強い存在なのは間違いない。このようなサービスが生まれるまではそういうものだった。
ただし、自分のモバイルバッテリーを使い続けるのには、見えにくい手間がある。
モバイルバッテリーは便利だが、管理コストがある
マイバッテリーはあらかじめ充電しておく必要がある。
モバイルバッテリーを持ってきたのにバッテリーが足りなかったというシチュエーションは私にはよくあった。バタバタ家を出るときにバッテリーが不安だから一応持っていくかとなり、持っていったらバッテリーが少なくほとんど充電できないというようなことだ。
- 外出日に持ったか確認する必要がある
- ケーブルも必要になる
- 本体が重く、荷物になる
- 劣化する
- 買い替えや処分が面倒である
というようなことも、考える必要がある。
モバイルバッテリーを持つと、脳のリソースを割かれることが多々ある。このことに、すでに脳のリソースを割かれている状態の人はなかなか気づかない。
ChargeSPOT借り放題は“所有しなくていい安心感”がある
このことに気づくようになるのは、借り放題を使いだして、バッテリーに関する心配事のほとんどについて考えなくてよくなってからだ。
ChargeSPOT借り放題はバッテリーそのものを持つ必要がない。
必要になった時だけ駅やコンビニ、商業施設などで借りればよく、使い終わったら返却すればよい。
- 充電しておく必要がない
- 忘れることがない
- 荷物が増えない
- 劣化もしない
- 処分も不要
その上借り放題プランの場合、借りたらお金がかかるので返却を早くしなければならないというようなことも考えなくてよくなる。どれだけ借りたとしてもdバリューパスの料金から上がることはない。
バッテリーに関することを頭のなかで全く考えなくてよくなる
のだ。
バッテリーを所有すると、
・持ったかの確認
・ケーブルを忘れてないか
・空港で荷物を預ける際のこと
・処分に関すること
などといったことを考えなければならない。
そして、バッテリーを持たずに、充電が切れそうになったら電源が使えるカフェなどに行き充電するというライフスタイルだったとしても、
・店があるかどうか
・その店でゆっくり充電できそうかどうか
・コスパはいいか
・次の用事までに充電時間を確保できるか
等のことを頭の片隅で考えることになる。
また、ChargeSPOT通常プランの場合は
・いつ返すか
・返せなかったときの場合
についても考える必要がある。モバイルバッテリーで充電を終えたらすぐに返却しないとお金がもったいないが、モバイルバッテリーを返せないケースというのは結構ある。
例えば事故に巻き込まれたりしたら、予定が狂いなかなか返却することができないということも起こりうる。また、あまりスポットのない地方に住んでいた場合、すべてのスポットでみっちみちにバッテリーが入っていて、返却できる場所がないということもあるかもしれない。
しかし、ChargeSPOT借り放題に加入すると、早く返却しないとお金がかかるというようなことを考えなくてよくなる。
このサブスクに入れば、頭の片隅でスマホのバッテリーに関するあらゆることを考える必要がほぼほぼゼロになる。
これは想像以上に快適である。スマホの充電をし忘れても、問題なく外出できる。「うわ、やべ!充電し忘れた!」と思うことはない。スマホがなければ詰む時代だ。財布を忘れてもなんとかなるかもしれないが、スマホの電源が切れると支払いができない可能性がでてくる。
そのため必然的に頭のなかで、バッテリーが切れたときの対処法を多くの人は考えているはずだ。バッテリーがものすごくもつスマホを使っている人以外は、頭の片隅でバッテリーについて考えている。
しかしモバイルバッテリー使い放題のサブスクを契約すると、スマホの電源についての心配がほぼなくなる。どこかでバッテリー借りればいいかと思うだけである。「やばい充電がない」と思うことはない。都市部ならすぐに借りれるし、スポットがない地方に行く場合はそこに行くまでの間に借りておけばいいだけの話だ。
カフェのことなど気にしなくていい。もしChargeSPOTを借りれる場所が限られている場所に行った時は、事前に借りておけば問題ない。
バッテリーに関することを考える回数がかなり減る。それだけでも入る価値があると思う。
充電そのものというよりも
dバリューパスのChargeSPOT借り放題は、単にモバイルバッテリーを無料で借りられる特典ではない。
スマホの充電切れを心配しながら外出するストレスを減らし、必要な時にいつでも借りられる安心感を買うことができるサービスだ。それによって頭のキャッシュの一部を解放することができる。
スマホを持っていることが前提として動いていて、スマホの電源が切れていればキャッシュレスで支払ったりできなくなるスマホ社会のなかで、バッテリーに関する心配がほぼ消滅するからだ。
特に、旅行が多い人、長時間外出する人、散歩が趣味な人にはかなり相性が良い。
月に何度も使わなくても、「今日は電池が不安だな」という日に助けられるだけで価値を感じる人もいるだろう。3回借りればもとを取れるような感じだが、この3回というのは時間制限がある。例えば映画を見ている間に充電をしようと思ったら80分の作品とかではない限り追加料金がかかってくるだろう。なので実質これは、月に1,2回2時間以上借りる人は絶対に入るべきサービスだ。
このサービスをおすすめしない人は別にスマホのバッテリーに困ったことがない人、もしくは自分の住んでいるエリア及び行動エリアにChargeSPOTが全くない人だ。前者はともかく、後者はアプリを見ればこのサービスを契約しなくとも見ることができる。
まずは自分の生活圏やよく行く場所にChargeSPOTがあるか確認し、行動範囲内にあるのであれば、試してみる価値は十分ある。
そしてまだ言及していない大きなメリットのひとつに、スマホを買い替える必要がなくなるというものがある。
バッテリーがあまり持たない私のスマホは明らかに買い替え時だ。3年以上使っているだろう。しかしこのサービスに入ることでバッテリーに困ることが全くなくなり、スマホを買い替えなくても全然やっていけている。今のままでも、ピクミンブルームなどのバッテリーをかなり消費するアプリケーションを難なく開くことができるようになった。
バッテリーの購入のみならず、スマホを買い替えようか検討している人にもかなりおすすめなサービスです。ドコモのスマホを使っていなくても入れるし、入るべきサブスクだと思います。
