【2024年版】IMAXレーザーGT大阪エキスポシティ感想・レビュー|ドルビーシネマとどっちが凄い?

※2024年7月リライト。

IMAXレーザーGTテクノロジー感想。

大阪エキスポシティのIMAXレーザーは、日本最高峰のIMAXシアターとしてその名を知られている。日本最大のスクリーンを誇るこの劇場は、開業当初から多くの映画ファンを魅了してきた。

現在は、池袋のグランドシネマサンシャインも登場し、その知名度が高まっているが、エキスポシティのIMAXレーザーは依然として根強い人気を誇っている。

この劇場は、映画の上映技術において先駆的な存在であり、特にIMAXレーザーの鮮明な映像美と圧倒的な音響体験を提供する点で、他の追随を許さない。

池袋とエキスポシティ、この二大IMAXレーザーシアターは、映画ファンにとってまさに聖地と呼ぶべき存在であり、これからも多くの人々を魅了し続けるだろう。

今回の記事では、エキスポシティのIMAXレーザーがおすすめかどうか、レビューします。

IMAXレーザーとは

その他の上位互換シアター

IMAXと似た、僕の好きな上映形式にドルビーシネマというものがある。

こちらもIMAXレーザーと同じくらい浸透しつつある。

僕は昔から、通常の料金に課金して映画を見るのが好きではなかった。IMAXデジタルシアターに関しては昔から、「課金するまでもないかな」と思っていた。今までキャナルシティ博多とTOHOなんばのIMAXシアターで見たことがあるけれど、そこまで感銘を受けなかった。

スクリーンが通常より大きくて、映像も鮮やかだけど、この映画体験のために毎回500円課金したほうがいいのかと聞かれると、ちょっとどうかなと思って、いつもしていなかった。IMAXの追加料金2,3回分を普通の劇場に回せば、もう1本くらい見れるわけだし。IMAXデジタルシアターに関しては課金する価値を見いだせていない。

そんな課金嫌いの僕が通常料金+500円のドルビーシネマを体験したら、基本的にドルビーシネマで上映される作品はドルビーシネマで見るというスタンスになるくらいのヘビーユーザーになった。通常のスクリーンとぜんぜん違う。

画面が大きくて鮮やかなIMAXデジタルシアターを優に超えていて、ずっとこの画質で映画見たい……。と思ってしまうような体験だった。

IMAXデジタルシアターに圧勝するドルビーシネマと比較して、IMAXレーザーはどんな感じだったのか、書いていきます。

IMAXレーザーで映画を見てみた(2019)

エキスポシティのIMAXレーザーの料金は、2Dだと、通常料金に+600円。3Dだと+1000円というような感じだった。

入り口はこんな感じ。入ってすぐのところにある。

僕は今回後ろ目の席で見ることになった。

スクリーンがでかすぎる

中に入ってみるとスクリーンを見てびっくり。「スクリーンでかすぎるだろ」と思いながら席についた。そして席に座って写真を撮ってみたら、こんな感じだった。

なにこれ?

席から写真撮ろうとしても、スクリーンが入りきれない。それくらいでかいスクリーンだった。後方の席でこのデカさ。公式サイトを見てみるとこんな写真があった。

(109シネマズ公式サイトから引用)

こんなでかいスクリーンで見るのなら、さぞかし迫力ある映画体験ができるだろうと期待しながら映画を待った。

映像・スクリーンの迫力

映画本編が始まった。

映像面では、普通にHD画質。きれいです。ただ、正直言ってドルビーシネマを体験していると黒の色合いにちょっと不満に思ってしまうかもしれない。

ドルビーシネマのようにびっくりするほど黒くなるわけではない。ただ、かなりきれいなHD画質で、スクリーンもでかいので迫力があります。家電量販店で流れている4Kテレビの映像みたいな鮮やかな映像が、目を覆うくらいのスクリーンに広がる。

あと、音響面もそこまで悪くなかったです。どう考えても通常のIMAXよりもいい。ドルビーシネマ(ドルビーアトモス)に勝っているかどうかと言われるとちょっと微妙だけど、全然悪くない。

映像面でも音響面でも、通常のスクリーンで映画を見るのと格が違うような映像体験ができるので、課金する価値は十分ある。

IMAXデジタルシアターはあまり好きではないが、IMAXレーザーは近くにあるんだったら行くだろうなーって思うくらいの感じだった。

ただ、ちょっと残念に思ったのは、期待していたほどスクリーンサイズが大きくなかった点。正直言って、博多のドルビーシネマとトントンといったような感じだった。スクリーンのサイズ自体はものすごく大きいのになぜなのか。サイズ自体ではTジョイ博多のドルビーシネマを凌駕していると思ったのに、なぜこう感じたのか。

IMAXレーザーのスクリーンサイズ

その理由は、スタンダードサイズの映画は上下カット率が高いから。

IMAXシアターは縦の高さが通常のスクリーンよりも明らかに高くて迫力があるスクリーンが売り。ただ、通常のスタンダードサイズの映画を見た場合、2.40:1のサイズで上映されるため、上下がかなりカットされる。そのため、期待していたほどの迫力を感じなかった。

ちょっと分かりづらいので簡単に説明する。

『ダンケルク』はIMAXのサイズ、1.43:1で撮影されている。IMAXのスクリーン(右)で見ると、通常の劇場のスクリーン(左)のスタンダードサイズ、2.40:1で見たときよりも、これだけ映像の情報量が違いますよという動画がある。

(出典:DUNKIRK — IMAX 70mm footage vs Standard footage)

『ダンケルク』をIMAXレーザーで見ると、右のスクリーンのような超迫力のある映像体験ができる。なのでIMAXレーザーで見たら迫力のある体験ができる。だが、IMAXレーザーで、IMAXフルサイズではない映画を見ると、左みたいになる。今回見た『アド・アストラ』がそうだった。

サイズの関係上、上下の黒帯の比率が結構大きくなる。そのため期待していたものよりも、大きいと感じなかった。正直言って、サイズ面ではTジョイ博多のドルビーシネマに勝っているのに、実際見てみると同じくらいの大きさに感じてしまった。

それでもスクリーンサイズはでかいです。ただ実際見てみれば、そこまでびっくりするほどスクリーンサイズが大きく感じるわけではなかったです。

一番の難点は......。

また、エキスポシティのIMAXレーザーの難点として、立地が挙げられる。エキスポシティは都市部に近いようで遠い場所にあり、特に観光客にはやや不便に感じるかもしれない。地元民であれば車を利用するだろうが、レンタカーを借りていない観光客にとってはアクセスが難しい。

梅田やなんばからエキスポシティに行く場合、まず阪急電車や地下鉄で千里中央や南千里まで行き、そこから大阪モノレールに乗り換えて万博記念公園駅まで移動する必要がある。移動時間は約1時間ほどかかり、運賃も案外高めである。

もし、この劇場が梅田やなんばのような主要エリアにあれば、もっと気軽に訪れることができるだろう。しかし、エキスポシティは吹田市の万博記念公園に位置しており、観光目的で太陽の塔を見に行く人以外には少し訪れにくい場所にある。

なんばや梅田からのアクセスが意外と悪く、移動にはかなりの時間と労力がかかるため、1日をほぼ潰す覚悟が必要である。そのため観光客には注意が必要だ。ただし、伊丹空港からはモノレール一本でアクセスできるため、伊丹空港を利用する人には便利である。僕は福岡住みでほとんど使わないためあまりわからないが、飛行機で帰る最終日に寄り道するとちょうどいいかもしれない。

まとめ(2019の感想)

IMAXレーザーに課金する価値は十分ある。

だが、通常サイズの映画を見た際はそこまでスクリーンが大きくないし、都市部から遠い。なんばや梅田から1時間くらいかかる上に交通費も高くつく。なので僕としては、大阪に行ったとしても頻繁に行くような気はしなかった。特に福岡住みの僕としては、近くにあるドルビーシネマで十分だと思ってしまった。

まあただ、1度は行って見る価値あると思います。あと、『ダンケルク』みたいに、サイズがIMAX準拠の映画を見る際には、再度行くつもりです。

興味のある方は、『ダンケルク』のようにIMAXフルサイズの作品が上映されるときに行ってみるのをおすすめします。

追記・『オッペンハイマー』をIMAXで2回見た(2024)

と、いうのが2019年に書いた、エキスポシティIMAXの感想だ。

もうこの記事を書いてから結構経っているのだが、大幅にリライトして、新たに項目を追記することにした。

2024年春に、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を見に、再びエキスポシティのIMAXに行ったからだ。ノーラン映画をIMAXGTテクノロジーで見るのは夢だったので、スケジュールを何度も確認し、2回は見ることができるよう調整した。

オッペンハイマー エキスポシティIMAXレーザー

109シネマズは近くにないため、会員登録をするつもりは毛頭なかった。しかし、今回シネマポイント会員になった。

109シネマズシネマポイント会員になるメリット・デメリット

北九州エリアに住んでいるため、最寄りの劇場は片道約100キロ離れた佐賀になる。この劇場に行くは機会はよほどのことがない限りないので、実質最寄りの劇場は広島だ。

それでも僕が入会したのは、エグゼクティブシート(通常+1000円)をいつでも使えるようになるからだ。つまり今回、エキスポシティのIMAXレーザーGTテクノロジーで『オッペンハイマー』を2回見るが、どちらの回もエグゼクティブシートで見れるようになるからだ。

エグゼクティブシート1回分の料金(シネマポイント会員費1000円)で、これからずっとエグゼクティブシートで映画を観ることができる。それだけでも十分に元を取ったと言えるだろう。

109シネマズエグゼクティブシート
公式サイトより引用

109シネマズのエグゼクティブシートを使えば、映画鑑賞を快適にできる。リクライニング機能や専用テーブルが備わっており、ゆったりと映画を楽しむことができる。隣の座席が埋まっていたとしても、全然窮屈ではない。

僕は映画を観るとき、基本なるべく通路側の席を取ることが多い。普通の座席だと窮屈に感じるからだ。両隣挟まれると、窮屈でリラックスできない。なので、確実に片方だけでもスペースが空いている座席に座ることが多い。

また、後部座席の人がちゃんとスクリーンを見えているか、自分の頭が被っていないか気を使うことがある。

しかし、エグゼクティブシートではそういったストレスを感じることなく、快適に映画を楽しむことができる。

実際に観てみて、その快適さに非常に満足した。

非常にリラックスして観るIMAXレーザーGTテクノロジー版『オッペンハイマー』は至福の時間だった。ノーラン映画とIMAXの相性は抜群で、ドルビーシネマよりもIMAXレーザーのほうが映像の美しさが勝ることが多いというのは、以前『テネット』を見たときに思ったことだ。

『TENET』をドルビーシネマで観た後にIMAXで間髪入れずに見た

僕はドルビーシネマで映画を観ることのほうが多いが、IMAXカメラで撮影されたものは、IMAXのほうを選ぶことが多くなった。それが、2019年頃との違いだ。IMAXカメラで撮影された作品はやはりIMAXレーザーで見たほうがいい。

IMAXならではの大スクリーンと高解像度映像の迫力に圧倒された。音響面もよく、評判通り素晴らしいルドウィグ・ゴランソンのスコアを堪能することができた。

また、エグゼクティブシートの快適さも大きなポイントだった。長時間の映画鑑賞でも、リクライニング機能や広々としたスペースのおかげで、全く疲れを感じなかった。隣の座席が埋まっていても窮屈さを感じず、リラックスして映画を楽しむことができた。

エグゼクティブシートから見えるIMAXのスクリーンは、ちょうど視界にすっぽりと入るような感じで、非常に見やすかった。IMAXレーザーGTテクノロジーとエグゼクティブシートの組み合わせは、映画鑑賞を一段と特別なものにしてくれる。

『オッペンハイマー』を見るためだけに大阪に行ったが、本当によかった。やはり、日本最高峰のIMAXだ。池袋よりもアクセス性が高いことを考えると、今後も、大阪に行ったときはお世話になるだろうなと思った。遠いけれど、なるべくここで見たいと思った。

(家からも、大阪に着いてからも)遠いので、普通のIMAX対応作品を見るときはここを選ぶことは少ないと思うが、IMAXカメラで撮影された、IMAXGTテクノロジーで見るべき作品は、なるべくここで見たい。

会員になったので、次からもエグゼクティブシートで見ることができる。快適な環境でIMAXレーザーの圧倒的な映像美を体験できる。映画を愛するすべての人に、この素晴らしい鑑賞環境をぜひ体験してほしい。

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